高配当株投資のおすすめ証券会社

株式投資

今回はおすすめの証券会社についての記事です。
株式投資を行うには証券会社に口座を開く必要があります。
証券会社は複数あり、どれにすれば迷う場合もあるかと思います。

基本的には手数料が安く、投資信託の種類などが豊富で
使いやすい証券会社を選択すれば問題ありませんが、
高配当株投資では1つ重要な要素があります。
それが単元未満株を購入できるかです。

単元未満株とは

おすすめの証券会社の記事ですが、まずは単元未満株の説明からさせていただきます。

2024年9月現在、株は1単元100株からしか購入できません。
例を出すと1株3,000円の株は100株からの購入になるため、
 ※購入金額:3,000×100=300,000
最低でも30円が必要になります。
証券会社によっては手数料がかかるため、30万円+手数料がかかることになります。

銘柄によっては1万円を超えるものがあるため、
最低100万以上となると簡単には購入できない金額になりますよね。
そこで単元未満株の出番です。

その名の通り単元未満で購入できるサービスです。
先ほどの例を出すと1株3,000円の株であれば1株から購入できる。
つまり、3,000円+手数料が口座にあれば購入可能です。

高配当株投資でなぜ重要な要素なのかというと、
配当金は1株もっていれば受け取れるからです。
1株1万円を超えるけど、配当利回りがいい銘柄がある場合、1単元では100万円+手数料必要ですが、
単元未満株で1株だけ購入するのであれば1万円+手数料あれば十分です。

小額投資でも配当金を受け取れ、不労所得の実感を得られるというのが最大のメリットです。

単元未満株を購入できるおすすめの証券会社

ということで本題に戻ります。
単元未満株を購入できるおすすめの証券会社は下記です。

・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券

以上3つの証券会社がおすすめです。
上記以外の証券会社も単元未満株購入が行える証券会社はありますが、
取り扱い銘柄数が少なかったり、手数料が高かったりでおすすめできるほどではありません。
今後改善されることもあるかと思いますが、2024年9月時点では3社をおすすめしています。

1社ずつ詳細を見ていきます。

SBI証券

SBI証券はS株という名前で単元未満株の購入が行えます。

S株の特徴は下記です。

名称:S株
取扱:東証銘柄すべて
買い:手数料無料
売り:手数料無料
スプレッド:なし
約定時間:朝7時までの注文         前場の始値
     朝7時から10時30分までの注文   後場の始値
     10時30分から13時30までの注文  後場の終値
     13時30分以降          翌日の前場の始値

注文後の約定時間が多少分かりにくいですが、購入できる時間帯が複数あるのは魅力かもしれません。
ですがなんといっても一番の魅力は取引手数料無料でしょう。
売買に関する手数料が一切かからないのは非常に魅力です。

取扱銘柄が東証に上場している銘柄すべてが対象というところも魅力です。
証券会社によっては取り扱い銘柄が少ないこともあります。

SBI証券[旧イー・トレード証券]

楽天証券

次は楽天証券での単元未満株の特徴です。
楽天証券では「かぶミニ」とよばれています。

名称:かぶみに
取扱:1758(リアルタイムは722)※2024年9月現在
買い:手数料無料
売り:手数料無料
スプレッド:リアルタイム取引の場合のみ0.22%
約定時間:リアルタイム取引はザラ場中と同じ
     寄付取引の場合は17時から8時45分までの注文で前場寄付の値

楽天証券も手数料は無料ですが、
リアルタイム取引を行う場合は約定値段の0.22%のスプレッドがかかります。
スプレッドは利ざやのことですが、手数料と考えて問題ありません。
寄付取引の場合はスプレッドもかからないので、基本はこちらでいいと思います。

取扱銘柄が楽天証券が選定した1758銘柄となっており、
買いたい銘柄が取り扱っていない可能性があります。
その点が楽天証券のデメリットとなります。

マネックス証券

最後はマネックス証券の単元未満株の特徴です。
マネックスではワン株と呼ばれています。

名称:ワン株
取扱:東証、名証の全銘柄
買い:手数料無料
売り:0.55% ※ただしNISA枠では実質無料(全額キャッシュバック)
スプレッド:なし
約定時間:17時から11時30分の注文 後場始値

マネックスは売るときにのみ手数料がかかりますが、
NISA枠で購入したものであれば支払いが一度発生しますが、
全額キャッシュバックされるので実質無料です。

約定時間もシンプルでわかりやすいのであれこれ悩む必要もないのはいいですね。

取扱銘柄も名証が入っており、他2社よりも多くなっています。
名証とは名古屋証券取引所のことで、東証が中央だとすれば地方ということになります。
東証に上場しておらず、名証に上場している銘柄にもいい会社はあるので、
興味がある方は調べてみてもいいかもしれません。

まとめ

今回は高配当株投資のおすすめ証券会社を紹介しました。
重要なのは単元未満株を購入できるかです。

おすすめの証券会社として「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」を紹介しましたが、
特におすすめなのは下記2社です。

SBI証券:手数料無料で東証のすべての銘柄が購入できる

SBI証券[旧イー・トレード証券]

マネックス証券:売りのみ手数料がかかるが、NISA枠であれば実質無料
        東証、名証のすべての銘柄が購入できる

楽天証券はスプレッドによる費用がかかること、
取扱銘柄が選定された1758銘柄であることからおすすめ度合は少し下がります。

今回は単元未満株に焦点をあてておすすめ証券会社を紹介していますので、
総合的に見た場合のおすすめ証券会社とはすこし異なります。
高配当株以外にも投資する場合や、単元未満では購入しない、NISA枠を超えて投資する場合など
ご自身の投資スタイルに合わせて証券会社を選んでいただければと思います。

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