2024年12月14日時点での分析です。
記事閲覧時とは結論が異なる場合があります。
高配当株の伊藤ハム米久ホールディングス(2296)を購入したので、
備忘録としても分析を残しておきます。
伊藤ハムは国内2位の食肉加工品の会社です。
最近は大豆ミート関連商品を展開しており、
ベジタリアンやヴィーガンへの商機も模索しているようです。
そんな伊藤ハムの業績を確認していきます。
2024年12月14日時点では配当利回り3.69%
12月13日の終値が3930円で1株につき145円の配当を予定しているので、配当利回りは3.69%です。
伊藤ハムは優待が設定されており200株で5000円相当の自社グループ商品となっています。
投資額が約80万円と高くなりますが、200株まで購入すると優待含めた利回りは4.3%です。
ROE、営業利益率が低いが業績は堅調
業績確認の前に事業内容を確認していきます。
・加工食品
・食肉
有名なハム、ソーセージの会社です。
アルトバイエルンや王様のローストビーフ、ポークビッツなどおなじみな商品を販売しています。
また、海外にも事業展開しています。
売上は順調増、ROE、営業利益率が低いのは気になる点
売上は順調に増えていますが、当期利益などが伸びておらず、
ROEや営業利益率が低いのが気になります。
販管費率が下がっているのはいい点です。
自己資本比率は60%超えで財務は健全
自己資本比率が60%を超えており、財務は健全です。
負債比率は近年15%程度を維持しています。
今後も負債を抑えた経営を行ってほしいです。
営業キャッシュフローは毎年黒字を維持
営業キャッシュフローが毎年黒字なので本業は順調そうです。
減配なしで自社株買いも
減配なしで自社株買いも行っていますので、今後の株価上昇も期待できます。
また、配当に関しては中期経営計画よりDOE(株主資本配当率)3%以上の累進配当の記載があり、
今後の増配も期待できそうです。
まとめ:増配期待で購入
営業利益率の低さなど気になる点はありますが、
中期経営計画に累進配当の記載があり、実績としても減配になったことがありませんので、
今後の増配も期待しつつ現時点でも高配当ということで購入しました。
購入時点では3830円だったので、配当利回り3.8%と個人的な利回り基準も満たており、
優待含めると4%超えというのも理由の一つです。
実生活でも伊藤ハムの商品を購入していますし、今後も食肉加工品の上位を維持してほしいです。
今回は以上です。
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