2024年11月25日時点での分析です。
記事閲覧時とは結論が異なる場合があります。
高配当株のTOYO TIREを購入したので、備忘録としても分析を残しておきます。
TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は国内4位のタイヤメーカーです。
直近で上方修正、増配を行っています。
上方修正、増配前から目を付けていましたが、株価が少し上がってからの購入です。
購入後に下方修正が出るリスクを回避したということで良しとしておきます。
さっそく業績を確認していきます。
11月25日時点では配当利回り4.58%の高配当
11月25日の終値は2402円で配当が1株につき110円なので、配当利回りは4.58%です。
上方修正、増配が発表されているので、業績としては順調のようです。
実際に現在までの業績を確認していきます。
業績は堅調でROEや営業利益率も優秀
業績の確認の前にTOYO TIREの事業内容は下記です。
・タイヤ事業
・自動車部品事業
社名の通りタイヤ事業が主で自動車部新事業も行っているようです。
国内4位ですが、海外にも事業を転換しています。
売り上げは堅調でROE、営業利益率が優秀
それでは業績を確認していきます。
売上はコロナによって減少していた時期もありますが、
それ以降は順調に増えており、今年最高売上の予定となっています。
また、ROE、営業利益率がともに10%を超えていて資金効率の良い経営をしています。
原価率が年々減少しているのもいいですね。
自己資本比率60%越えで財務に問題なし
2020年までは自己資本比率50%以下でしたが、
近年は50%を超えており、昨年は61%まで上昇しています。
それに伴って有利子負債比率も減少しているので、財務には問題なさそうです。
営業キャッシュフローが黒字で現金等も増加傾向
2009年に営業キャッシュフローが赤字ですが、それ以外は黒字で推移しています。
また、現金等も順調に増えています。
減配なしで増配傾向
2010年以降一度も減配しておらず、近年は増配傾向にあります。
配当性向が100%を超えて配当を出している年もあるなど、無理に配当を出していた年もありますが、
近年の配当性向は30%未満と無理はしていません。
まとめ:業績堅調、財務健全で高配当銘柄
TOYO TIRE業績は堅調で財務も健全、4%越えの高配当株です。
海外での事業展開もしている為、
国内の人口減少での自動車の減少が発生しても対応できそうなのも良いです。
タイヤは使っていると擦り減って交換が必要になるものですので、
車社会が続く限りは需要が減ることはありません。
それこそタイヤを使わない車が発明されるまでは…
現在は電気自動車ができたくらいで空飛ぶ車はまだまだ時間がかかるでしょうし、
できたとしても普及にはかなりのハードルがあるので、タイヤの需要はなくならないでしょう。
また、業績で確認した通り、減配をしない可能性が高いように思えるのも投資した理由になります。
2021-25年の中経営計画で配当性向30%以上との記載がありますので、
今後も業績の上昇に応じた増配を期待します。
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