投資を行う際、毎月の給料からどれだけ投資資金を捻出できるかが勝負です。
今回は家計を見直しして投資資金を確保する方法を実際にやったことを交えながら確認していきます。
確認する項目は下記としています。
・固定費
家賃・保険・通信費・サブスク
・変動費
食費・嗜好品
基本は固定費を見直しして、変動費に関しては食費と嗜好品のみを検討します。
趣味に使う費用は人生を楽しむために必要なため、見直しの対象とはしませんが、
家計の見直しで捻出した資金を趣味に使わないように自制しましょう。
固定費
固定費は金額が大きいところからまずやっていきましょう。
まずは家賃の検討です。
持ち家、実家暮らし、社宅や寮暮らしの人は飛ばしていいです。
家賃
家賃は毎月払う固定費のなかでも一番大きな費用です。
家賃の低いところに引っ越すと一時的に引っ越し費用などの出費がでますが、
毎月5千円~数万円ほどの支出を抑えることができます。
私も家賃を抑えることで資金を確保できないかと現在の家賃以下の物件を確認しました。
しかし、もともとの家賃が低かったので、
現在の家賃以下となると風呂とトイレが一緒になっていたり、キッチンが狭かったり、
交通の便が悪くなるなど、家賃がそれほど下がらないのにデメリットのほうが上だったので、
家賃の低下による資金捻出は断念しました。
私は断念しましたが、部屋が余っている、生活していて広すぎるように感じる、
家賃が家計を圧迫しているなど、
家賃の低いところでも問題なさそうな場合は引っ越し先を探してみてはどうでしょうか。
物件を眺めているだけでも今の家賃より安く、過ごしやすそうな物件が見つかるかもしれません。
保険
日本は国民皆保険の国です。
基本的にみんなすでに保険に加入しているのでほかの保険に入る必要はありません。
大きな病気やケガをした場合でも高額医療費制度があるため、
一時的に支払いが多くても申請をすることで払戻が行われます。
払戻金額に関しては自己負担で払った金額と月給によって変動するため場合によって異なります。
会社に勤めていた人がフリーランスになって国民健康保険への切り替えを忘れている場合などは
すぐに切り替えてください。せっかく3割負担で済むのに10割負担になってしまいます。
民間の保険で入ってもいいのは下記くらいです。
・生命保険
養っている家族がいる場合のみ掛け捨て
・火災保険
・自動車保険
上記以外の保険は公的保険(国民皆保険の健康保険)と貯蓄で十分補える範囲です。
もちろん例外はありますが、例外になる可能性はかなり低いので、
そのかなり低い確率のために毎月保険料を納めるのは割に合いません。
私は家がガン家系ということもあり、民間の医療保険に加入していましたが、
なるかどうかも分からない病気に怯えて保険料として支払うよりも、
毎年人間ドックでほかの病気がないかも確認しつつ、
健康的に過ごした方が良いと判断して医療保険を辞めました。
毎月3,200円ほど支払っていたので、年間38,400円の支出がなくなりました。
通信費
通信費はインターネット料金とスマホの月額料金です。
インターネットは光回線の料金とプロバイダー料金になりますが、
こちらに関しては回線を変更すると通信速度やインターネットの安定度に影響する場合があり、
簡単にあれがいい、これがいいというのは難しいです。
使える割引は使っておくくらいでいいかもしれません。
私の場合はNTTの光回線を引いていますが、
最近適用している割引の割引料が減額されるとの連絡が来ました。
数百円とはいえ、割引の減額はしてほしくないですね。
もう一つの通信費スマホの月額料金ですが、
ドコモ、auなどの大手キャリアのプランから格安SIMに変更すると数千円単位で安くなります。
スマホを使用する環境や使用できるデータ量が違うので一概にどれがいいとは言えませんが、
最安値が日本通信で290円です。
大手キャリアの基本料金が4,000円以上と考えると雲泥の差になってきます。
私の場合はドコモを使用しており、月額利用料は4,700円ほどでした。
wifi環境が整っており、外でスマホを使うことがほとんどないので、
同じドコモのirumoで一番料金が安いものに変更しました。
オプションを付けても現在は800円ほどです。
これで月額3,900円、年間で46,800円の節約になりました。
サブスク
最後にサブスクを見ていきます。
Amazonプライムやhulu、Netflixなどの月額や年額払いのサービスです。
まずは契約しているサブスクをすべて洗い出します。
契約したことさえ忘れている場合があるので、月々の支払いからサービスを確認していきます。
ここで忘れているサブスクがあったらそれは使用していないので、解約します。
解約が面倒とか解約金がとかあるかもしれませんが、
解約せずにまた忘れると使っていないサービスにお金を払い続けることになるので、
すぐに解約しましょう。
次にサービスの種類が同じものを確認します。
例えば、hulu、Netflix、U-NEXTなどはすべて動画配信サービスです。
それぞれ他では見れない独自のものを配信していたりしますが、ごく一部にとどまっていますので、
一番視聴頻度の高いものを残してあとは解約します。
私の場合は忘れていたサブスクもサービスが被っているものもなかったので、
サブスクに関しては見直しするものがありませんでした。
今のところは新たにサブスクに入ることもないと思います。
変動費
変動費はたくさんありますが、支払い頻度や価格が高くなる食費、嗜好品のみに絞って確認します。
食費
食費は朝食、昼食、夕食の3食に使う費用です。
お菓子やジュースなどは嗜好品に入れるので、ここでは確認しません。
そして食費は自炊とそれ以外(出前、外食、購入した弁当)で分けます。
自炊費用は基本的に問題なしとします。
問題はそれ以外の出前、外食、購入した弁当です。
スーパーの半額弁当など、場合によっては自炊よりも安くすむことがありますが、
そうでない場合は自炊への一部切り替えでも結構な金額が節約できます。
料理ができない、したことない場合でも。
Youtubeなどで簡単に作れる料理はいくらでも出てきますので、挑戦する価値はあります。
私の場合は一人暮らしの完全自炊なので毎月12,000円~15,000円くらいで収まっています。
嗜好品
続いて嗜好品について確認していきます。
嗜好品は必要がないけど口にしているものです。
具体的にはお菓子類、コーヒーやジュース、酒、タバコなどです。
嗜好品をすべて0にすればすごく節約できますが、ストレスがたまるので減らす程度にしましょう。
月々いくら嗜好品に使用しているのかを計算すれば年間どれだけかかっているかが分かります。
私の場合は酒やタバコ、飲み物の購入もないので、
嗜好品は菓子パン、ヨーグルト、アイス、ドーナツや団子くらいです。
月々3,000円~5,000円に収まっています。
個人的にはもう少し抑えて抑えられた分の一部を食費に回そうかと考えています。
まとめ
今回は家計の見直しについて確認していきました。
今回確認したのは下記に関してです。
・固定費
家賃・保険・通信費・サブスク
・変動費
食費・嗜好品
私の場合は見直しできたのは保険と通信費くらいですが、
その2つの見直しで毎月7,100円、年間で85,200円ほどの節約になっています。
見直しできる箇所が多ければ多いほど節約効果がでますので、
支出を意識して家計簿をつけると捗ります。
家計の見直しを行うことで浮いたお金を投資資金にして資産形成を行っていきましょう。
コメント