新NISAによる非課税枠の拡大で2024年に株式投資が盛り上がっています。
この機会に株式投資を始めた方もおおいのではないでしょうか。
NISAについて聞いたことがあるけど、まだそこまで興味がない方。
興味はあるけど、株式投資がいまいちよくわかっていない方。
インデックス投資の情報の割合が多いように感じるので、こういう方もいるのではないかと思います。
ということで、この記事では株式投資での利益について記載していきます。
売却益(キャピタルゲイン)
漢字が並んでさらに横文字となると難しいような気がしますが簡単です。
商売の基本、安く買って高く売れば利益が出ますよね。
それが売却益(キャピタルゲイン)です。
例を使って説明すると下記になります。
Aという銘柄の現在の値段が1株100円とします。
これ銘柄の株価が上昇しそうだと思ったので100円で1,000株購入しました。
購入金額: 100×1,000=100,000円
しばらく後に銘柄Aが1株150円になったので、売却しました。
売却金額: 150×1,000=150,000円
この購入額と売却額の差50,000円が売却益(キャピタルゲイン)です。
購入時の金額より安い金額で売却した場合は売却損(キャピタルロス)となります。
※1株100円で1,000株購入し、1株90円で売却すると10,000円の損失
信用取引を使用すると証券会社から株を借りて売りから入ることもできます。
売りから入った場合は1株100円で1,000株売って1株80円で買い戻すと20,000円の利益がでます。
反対に1株100円で1,000株売って1株150円で買い戻すと50,000円の損失になります。
配当金(インカムゲイン)
売却益は購入したものを売らないと発生しない利益でした。
それに比べて配当金は株を持っていると発生する利益です。
購入した後は売る必要がありません。
ただし、すべての会社が配当金を出しているわけではないので、
配当金が目的の場合はその会社が配当金を出しているかを調べる必要があります。
例を使って説明していきます。
A社の株価が1株100円でA社が1株につき5円の配当金を出しているとします。
この場合の配当利回りは5%です。
このA社の株を1000株購入して配当金を受け取った場合5,000円の利益が出ます。
購入金額: 100×1,000=100,000円
配当金: 100,000×0.05=5,000円
※配当利回りは現在の株価に対して配当金がいくら払われるかで計算します。
例の場合は5(配当金)÷100(株価)で計算します。
1株につき配当金が5円株価が120円の場合は5÷120で4.166…%になります。
配当金を目的に投資を行う場合は株価が下落して含み損になっても、
配当金が減ったり無くなるまたはその予兆がでない限り持ち続ける為、
値動きを気にする必要はありません。
逆に言えば減配(配当金の減少)、無配(配当を無くす)しそうな会社は避けて投資する必要があります。
株主優待
株式投資での利益は主に先述した「売却益(キャピタルゲイン)」と「配当金(インカムゲイン)」ですが
会社によっては株主優待を設定している場合があります。
株主優待は受けられる条件があり、
所有している株数によって優待が変化する場合もあるので注意が必要です。
株主優待の種類としては下記のようなものがあります。
・QUOカード、図書カードなどの金券
・株主優待クラブやカタログギフトでの商品との交換
・自社製品の詰め合わせ(食品や日用品など)
・自社店舗の商品やサービスの割引/無料券
など
上記以外にも会社独自の優待を設定している会社もあります。
中には株主優待が宝くじの会社もあり、夢がありますね。
ただ、はずれればただの紙になるので、その分配当が欲しい気がします。
まとめ
今回は株式投資での利益について記載しました。
・売却益(キャピタルゲイン)
・配当金(インカムゲイン)
・株主優待
上記3つが株式投資で得られる利益です。
売却益はどの銘柄でも得られる可能性がありますが、
値動きや売却タイミングによっては損失を被るリスクがあります。
配当金、株主優待はすべての銘柄で得られるわけではないので、
配当や優待を実施している会社を選んで株を購入する必要があります。
また、減配/無配、優待廃止などのリスクがあります。
株主優待は資産形成への影響は軽微ですので、
株式投資で資産形成をするなら主に2つ
「売却益(キャピタルゲイン)」「配当金(インカムゲイン)」を利用していきましょう。
本ブログでは配当金での不労所得で年間200万を得ることを目標にしています。
税引き前であれば4000万円を平均5%の利回りで投資できれば達成できます。
先は長いですがコツコツ頑張ります。
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